Notable Behavioral Changes

Disabling Features Deprecated in TypeScript 5.0

いくつかのオプションが非推奨になった。 target: ES3 noImplicitUseStrict など。

v5.0以降これらはignoreDeprecations:"5.0"を追加することで仕様できたが、v5.5ではオプション指定しても無効になる。tsconfig.jsonに存在できるがv6.0は存在自体がエラーとなる予定。

lib.d.ts Changes

公式ドキュメントには詳細な記載なし。

undefined is No Longer a Definable Type Name

TypeScriptではビルトインの型と同じ名前の型宣言はできない。

type null = any;
type number = any;
type object = any;

undefinedのみ型宣言できていたが、v5.5から禁止された。

type undefined = any; // v5.5+ ERROR